陳腐な雑記

村長:


当たり前な話。
人生は一度きりだ。


いくらお金を稼いでも、会社で地位を上げて偉くなっても、有名になっても、安定した職についても、家族を築いても、築かなくても、誰かを好きになっても、ならなくても、貧乏でも、家がなくても、誰かを騙しても、誰かを殺しても、
人生は一度きり。
死んだらなんもなくなる。良いことしても悪いことしても、全ての意味が無くなって、おしまい。


だったら、自分がやりたいこと、楽しいと思うことを、何も気にせず、エゴイスティックに存分にやって人生を消費したほうが、なんというか、いざ人生が終わる、って時に、満足して死ねると思う。


人生っていうのは、ジコチューに生きるべきなんだと思う。
あれ、ジコチューって、もう死語かな、あれ……まあいいや。
地球ってのは、皆それぞれ自分自身を中心に回ってるんだよ。


僕が目指している、夢見ている将来は、めちゃんこ険しいし、厳しいし、そもそも実現できるかも定かではないし。
その職になったとしても、その職だけで食べていけるのはほんの一握りの人達だけだけど。
だからなんだっていうんだ。
僕にとっては、「食べていけるか、否か」より「面白そうか、否か」の方が優先度が高いから。
別に気にはしてない。
いや、気にはしてない、っていうと嘘になるかも……。
でもまぁ、そんなかんじ。


僕は男で、長男で、しかも両親族の中で最年長で。
「やっぱり男だし、近い将来、結婚したら家族を養っていかなくちゃならないわけだし、ね」
等、まあ俗に言う『男らしく生きなさいよ』『夢を目指すのもいいけど、最終的には稼ぎのある仕事につけよ』云々の話の一つや二つ、ちょろちょろとされたりもするのですが。
内心、そんな人生クソ食らえだ、とか思ったりしつつ、話を聞いている。


別に、男が稼がなくちゃいけないなんて決まりはない。
夫(父)が稼がなくちゃいけないわけでもない。(まぁ、将来なるかどうかは、別としてね)
男が男らしくならなくちゃいけないわけでもない。


僕は、まぁ、女々しさの極みみたいな人格なので。
男らしく、みたいなことを言われると、とても苦しむ。
いっそ女性に生まれれば良かったのでは、とか思うことが、多々ある。ほんとに多々。
だから逆に、性同一性障害の人とか、ちょっと羨ましかったりもする。どうせここまで女々しいのなら、いっそメーター吹っ切って「私は女です」ってくらい脳味噌偏って欲しかったなー。
いや、当事者の方々にこんな事言ったらすげー怒られそうだけども。ね。


男が偉いわけでもないし。
女が偉いわけでもないし。
お金を稼ぐ人、働いている人が偉いわけでもないし。
お金が無い人、働いてない人が偉くないわけでもない。
この世に、偉い人なんていない。
どっかの会社のシャチョサンも、ニートもホームレスも、男も、女も、大人も、子供も。
みんな偉くない。
ただ、みんな毎日、生活している、それだけだ。
偉いもクソもない。


僕はただ、好きなもの、愛するものと愛する人にただただ没頭できればそれでいい。



それでいい。