ロサンゼルスはまだ昨日
村長:
いつか書こうと思ってる小説の題名。どうも、村長です。でも内容とか考えてない。
企画の記事を書いた。
バレンタイン企画なのですよ。
これでやっと、一週間の作業すべてが終了した・・・。
まあ、何日も夜なべして作業した甲斐はあったと思うよ。
と、いうわけで、見て無い人はどうぞ。
http://ameblo.jp/nakahashiblog3/entry-10458532520.html
これでシナリオに専念出来る。今週こそ終わらせる、絶対終わらせる。
でも俺の絶対ほど信用出来ない言葉はないからね。
まあ、でも終わらせるよ。ていうか終わるよ、うん。
なんとかなるさ、何事も。
あらゐけいいちさんの「ヘルベチカスタンダード」という漫画が昨日届いた。
一昨日注文したから、きっと届くの4日後くらいかなあとか思ってたら、まさかの翌日配達。
もうコミックJIN大好き。初めて使ったけど。
そして、今日読み終わった。
読み始めたのが昨日の深夜だったから、目次のページで爆笑してしまった。
いやー、夜中に漫画読むのは危ないね。
そして相変わらずシュールで面白かった、ヘルベチカ。
あらゐけいいちさんがもっと好きになったよ。
今度、時間が出来たら、トップの「文章とか読んでみたり」ページの中身を追加しようと思う。
案は決まってるんだ。
「小説名言集」みたいな、そんなページ。
今まで読んだ小説の中から、自分が気に入っている台詞、描写を抜粋して紹介していこうかなと。
そういうことを目論んでおります。
まあ、多分にネタバレを含みそうな雰囲気だから、そこはご了承をということで一つ。
まあ春あたりには作ろうと思います。
乞うご期待。
安部公房「無関係な死・時の崖」を読んだ。
この前、安部さんの「箱男」を読んで、今度は「砂の女」を読もうと思ったんだけど、書店で探しても無かったから、この本を買った。
なんでこの本にしたかというと、裏の宣伝文に
『未知の小説世界を構築せんとする著者が、長編「砂の女」「他人の顔」と並行して書き上げた野心作10編を収録する』
ということが書いてあったから。
「砂の女」と並行して書いてたんなら、雰囲気も似てるだろうと思い購入したのです。
結果から言うと、面白かった。
箱男より好きかもしれない。
個人的に面白かった短編は、
「家」「使者」「透視図法」「賭」「なわ」「人魚伝」「時の崖」
あれ、ほとんど全部じゃないか、まあいいや。だって面白かったんだもの。
「家」は、先祖が死なずにずっと生きてるって設定が面白い。
「使者」は、コメディみたいな感じ、オカルト学者の主人公が火星人(あるいは火星人だと思い込んでる人)に出会う話。
「透視図法」は・・・、面白かったけど、説明が難しいな。『群像劇を極限まで短くするとこういう感じになるよ』っていうのを言いたかったんじゃないかな、安部公房は。違うかな・・・?
「賭」はね、レトロフューチャーなお話、capsuleのSF三部作時代の曲みたいな世界観で面白かった。個人的にはこの短編集の中で1・2を争う面白さ。
「なわ」はね、暗いよ、ていうかグロい。でも最後の数行で『こういう話だったの・・・』ってなると思う。
「人魚伝」は、とにかく熱い、何がって、主人公の語り口調が熱かった。特に序盤。この短編集の中で「賭」と1・2を争う面白さだよ。これは読んどくべきだと思う。
「時の崖」は、ボクサーの試合を描いた風変わりなお話。当時にしては奇抜なアイディアだったんじゃないかなあ。
まあ、全体的にハズレがない短編集で、良かった。是非。
ではでは
慢性的な寝不足なのに、くまができないという不思議。