もしも、僕の汗がマヨネーズだったら。

村長:


〔もしも、


僕の汗が、


マヨネーズだったら。]



まず、夏はマヨネーズに困らない。

家計的に非常に助かるであろう。

学校から帰って、脱いだ脱いだ体操服を絞ると、

そのマヨネーズだけで店が開けるくらい、

良質なマヨネーズが沢山絞り取れるだろう。

逆に絞らないと親にしかられるかもしれない。

退屈な授業の時とかは、腕に付着したマヨネーズをこっそり舐めれば万事OK。

こっそりポケットにキュウリなんかを忍ばせて、

小腹がすいた時に、腕、脇、等の部分にキュウリをすりこませて、食べるのもOK。


だけど、全身から吹き出るマヨネーズのおかげで、

常時全身ヌメヌメなのが、チョッピリいただけない。




《完》




[結論]

そんな体には、

絶対になりたくない。







はい、終わり。です。